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POSSUM busy week & MKSP annual meeting


みなさんこんにちは、こんばんは、おはようございます。D3の宮下です。

9月の中旬に2週間ほどドイツに滞在してきましたので、今回はその報告をしたいと思います。

はじめの1週間はBonnに滞在しました。

Bonnはあの有名な作曲家ベートーヴェンが生まれた街らしいですね。いたるところにベートーヴェンの絵がありました。

ここではPOSSUMという偏波サーベイの観測グループのbusy weekに参加してきました!POSSUMはSKAの中継機の一つであるASKAPの観測グループの一つで、目的は偏波観測から天体の磁場構造を探ることです。busy weekの参加者は全部で8名!日本人参加者は自分一人でした…。

このbusy weekでは会議のような研究発表が中心ではなく、どちらかというと問題に対するdiscussionがメインのmeetingでした。内容はpilot surveyのステータス確認、data calibrationに関する議論などなど。自分は2日目に超新星残骸に関する解析結果を報告をしました。

週の後半では、それぞれの与えられたtaskをグループのみんなで協力して行ったり、議論したりしました。ほとんど議論中心だったので英語が辛かったですね。。。

また、木曜日の午前中にexcursionとしてEffelsberg telescopeの見学に行きました!100mというかなり大きな単一鏡で、パルサーやVLBI、宇宙磁場などのサイエンスを行っています。実際に近くで見るとその迫力は満点!むちゃくちゃでかかったです。実は予定ではお皿の上に乗れるということだったらしいのですが、急遽観測が入ってしまい、乗ることはかないませんでした。が、可動部のところまでは行けました!

高さ20mくらいにある制御室へ。下が見えます笑

Effelsberg telescopeの隣にはLOFARという別の望遠鏡があり、そちらも見学してきました。LOFARは電波干渉計というもので、これは多数の望遠鏡を一つの望遠鏡とみなし、分解能を稼ぐものです。オランダにほとんどのアンテナが置かれており、ドイツにも数局siteがあります。

手前にある複数のアンテナがLOFARです。こう見るとなんか庭みたいでした笑

そして、参加者が8名だったということで毎日みんなで昼食、夕食(party笑)に行ってました。写真はみんなが気に入ったミートパイのお店の写真です(ドイツ料理ではないという…笑)このくらいの人数だとチーム感が出ていいですね。

次の週はBochumというところでLOFARの磁場に関する研究会に参加してきました。以下にHPのLINKを貼っておきます。この会議ではM2の鈴木君、オランダにいる出口さん、九州大学から町田さん、酒見さんも参加しました。

自分は1日目、鈴木君は最終日の最後(大トリ)に発表でした(すみません、発表の写真を撮るの忘れてました)。発表の内容はそれぞれLOFARのサーベイデータを用いた偏波解析、銀河磁場に関するシミュレーションです。ちなみに鈴木君は国際会議で初めての発表でした。本人はかなり緊張してたみたいですが、かなり落ち着いて発表できてた気がしました。

初日にはwelcome partyがあり、なんとプラネタリウムで開催されました。ドイツビールを楽しんだ後にプラネタリウムのシューを堪能しました。

これは展示してあった昔の投影機です。

会議の流れとしては、基本的には午前中がサイエンスに関する研究発表、午後がそれぞれのプロジェクトに関する議論が行われました。我々はRM gridというLOFARのサーベイデータから低周波偏波カタログを作るプロジェクトのdiscussionに参加してきました。

以下はギャラリーです。

LOFAR meetingでの夕食にて。この2週間毎日ビール飲んでた気がします笑。中でもドイツはレベルが違いますね。。。

会場のルール大学にあったパネル?です。ルール大学は日本人留学生が比較的多いみたいですね。急がば回れのチョイスはよくわからないですが。。。

あとケルン大聖堂も見てきました。中も無料で自由に見学できました。すごい迫力!

次回のLOFARの会議はオランダで行われるみたいです。次回も参加したいですね〜。

それではみなさんまたの機会に。


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