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CSIRO滞在@シドニー


※画像が多いのでWi-Fi環境下でご覧ください。

ブログをご覧のみなさん、こんにちは、こんばんは、ごきげんよう!

M1の喜久永です!以前の記事でお伝えしたように、10月21日から11月14日までオーストラリアのシドニーへ行ってまいりました!

米丸さんと一緒にシドニーへ着き、米丸さんは今月半ばまで滞在、僕は一足先に帰ってきました。

少し遅れてしまいましたが、約1ヶ月の間に体験したことを報告させていただきたいと思います!

過去最高に長くなってしまいましたので、お忙しい方はブラウザの戻るボタンをクリック!

実は海外へ行くのはこれが初めてで、かなり緊張しましたが一番最初にシドニーへ行けたのは幸運でした。

というのも、交通機関が便利で治安も良く、あまり日本と変わらない気分で街を歩くことができるからです。(一緒に観光してくださった米丸さんのおかげである節は否めませんが…。)

日本人も多いので、街を歩いていると日本語が聞こえてきたり、ふらっと入ったお店で日本語で接客されることも…。

もちろん、街並みは日本と全然違うので新鮮さがないわけではありません。

なんでもかんでも写真撮ってしまってスマホの容量が圧迫されてしまいました…。

街中の写真は記事の後半で紹介したいと思います!

さて、今回の滞在先はシドニー北部のMarsfieldにある

Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation (CSIRO)

の天文学・宇宙科学を専門にしている支部でした!

隈本さん、米丸さんはこれまでに何度か滞在されており、高橋研は以前からお世話になっている機関です。(5月に隈本さんが滞在されたときの記事はコチラ)

このCSIROに来た目的は、パルサーの観測データ解析の仕事をいただき、パルサー研究の世界では知らない人がいないであろうGeorge Hobbsさんに指導していただくことでした。

この仕事は1ヶ月ちょっとで終わるようなものではないので現在も取り組んでいるところなのですが、これがめちゃくちゃ面白い!

学部で学んだことやこれまでの研究とは全く趣向が違い、初めて出会うことばかりですが、非常に研究してる感があります笑(今までの研究が研究っぽくないということではありません!)

この研究の内容は、結果がきちんとまとまって形になったときに紹介させていただこうかと思います。

ところでこのGeorgeさん、非常にフランクな明るいおじさんで、とても話しやすい方でした。

僕の名前である「智之介」は、海外の人にとって非常に発音しにくく覚にくいようなので、自己紹介のときに「Tomと呼んでくれ」と言うようにしています。(大抵は「その顔でTomかよ」といった感じのリアクションを取られます)

Georgeさんと初対面のときも慣例に従いそのように紹介したのですが、このTomという名前を非常に気に入ってくれました。

Tomonosukeと言うとかなり難しそうな顔をしていましたが、Tomと言った途端に「How easy to pronounce!!!」と大絶賛。

それ以降、僕が他の人に自己紹介するときにいつも嬉しそうにしていて、「Please call me Tom.」が出るのを今か今かと待ち構えていました笑

世間一般では学者というと気難しいというイメージかもしれませんが、そういった印象とは対極的な方ですね。

以下では現地で撮った写真を紹介します。

僕たちが宿泊したロッジはCSIROの敷地内にあり、仕事場のデスクまでは1分かからずに辿りつけました。

また、一人一人ベッドとシャワー・トイレのついた個室が与えられ、共用のキッチンとリビングがあります。

キッチンにはシリアルやオートミールなどの軽食からコーヒーが置いてあり、冷蔵庫の中には食パンや牛乳・ジュースなどの飲み物もあるのですが、これらが全てタダという至れり尽くせりな環境でした。

さらにオーストラリアへ行かれたことのある方であれば、その恐ろしさを知っているVEGEMITEもタダ。

一度朝食のときにチャレンジしてみましたが、味については………続きはWebで。(?)

こちらは僕が使用していたデスク。

どこの馬の骨かもわからない学生にこれだけ広い机を用意してくれるなんて、流石オーストラリア。

大陸を名乗るだけはありますね。

ラップトップ1つで済む作業しかしてなかったのでここまで広い必要はないのですが、開放的な気分で使用できたのでとてもありがたかったです。

CSIROでは毎週2回ほどコロキウムが開かれており、木曜のコロキウムの後は軽食が振舞われて雑談をしたり発表者と議論をするのが通例となっていました。

上の写真はその時の寿司なのですが、我々日本人からはあまり馴染みがないものばかりですね。

なんかフレーク乗ってるし…。

コロキウムに参加してなかったおじさんが通りすがりに、「Oh, sushi...」とつぶやいて2〜3個頬張って去っていったのが何故か印象に残っています。

こちらは別の週に振舞われたチーズたち。

日本では高くつきそうだなと思うと貧乏根性が芽生えて色々食べてしまいました…。

週末にロッジのメンバーであるアルゼンチンの学生とイタリアのポスドクの方に誘われて、パブへ行ってきました。

写真のように生演奏が爆音で流れており、ただでさえ聞き取るのが難しい英語がさらに聞き取れなくなる始末…。

しかし、酔っ払ったお客さん達が一緒に踊りだしたり一気飲み大会が始まったり、とても賑やかな雰囲気で見ていて面白いものでした。

このロッジのメンバーの2人とはとても仲良くなったので、どこかの研究会でまた会えないかなーと思っています。

はい、シドニーといえばコレですね。オペラハウス!

オペラを見たいと思うほどの教養と時間的余裕は備えてなかったので、外観しか見ていないのですがやはり世界遺産は映えますね。

港町シドニーでは、フェリーが電車やバスと同じ感覚で利用できるほどに発達しています。

そのフェリーとオペラハウスを捉えただけの写真ですが、うーん、我ながらよく撮れている。

こちらはシドニーのもう1つの目玉であるハーバーブリッジ。

僕の写真家としての技量が足りないために伝わりにくいのですが、この橋は目の当たりにすると本当に壮観です。

ちなみに先ほどのフェリーとオペラハウスの写真は、このハーバーブリッジから撮っています。

冒頭で申し上げた通り、日本人の多い街なので街中で日本語を見かけることも少なくありません。

ほらこんなところにも……あれ?

こちらは帰国日前日に食べたハンバーガー。

高橋先生にオススメされたお店なのですが、めっちゃくちゃ美味しかったです!

しかし、写真をご覧いただくとわかると思うのですが、デカい。

食事というより闘いでした。

油断すると逆にこちらが食われるんじゃないかという恐怖さえありました…。

今後オーストラリアでハンバーガーを食べる予定のある方は、準備を怠らないでください。

後半はウソです。

僕が出張報告をすると毎回観光した報告ばかりになってしまいますね…。

1ヶ月近くもいるとより酷い…。

本当はもっとお見せしたい写真があるのですが、調子に乗って自制が効かなくなってきているのでこのあたりで止めておきます。

最後に、現地で助けてくださった米丸さん、忙しい中嫌な顔せず指導してくださったGeorge、出張の支援と指導をしてくださった高橋先生、本当にありがとうございました!

仕事が溜まりに溜まっているので、明日からも頑張っていこうと思います!

それでは!

喜久永


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