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RFI 計測 in 豊川

ブログをご覧の皆様、お久し振りです!M1の八谷です。

最近はコロナ禍ということもあり学会や歓迎会などを行えなかったため、ブログが全く更新できていませんでした…。

皆様はこのコロナ禍をどうお過ごしですか?

僕は自粛期間中筋トレやランニング、料理と色々行いましたが、全て途中で断念してしまいました…。僕の精神の弱さはもやしかもしれません。


さて、今回報告する内容はRFI 計測を行うため愛知県豊川市に行ってきました!

豊川には名古屋大学の太陽地球研究所があり、電波望遠鏡「SWIFT」による太陽風観測が行われています。

今回はその施設を使わせていただき、RFI計測を行いました!

そもそもRFI(Radio Frequency Interference)とは、日常で使う機器や携帯の電波、無線など天体を観測する上で支障をきたす電波のことを言います。

熊本大学からは高橋先生、M2の潮平さんと僕の3人が計測を行いました。

初めての計測だったため、アンテナを組み立てて観測を行うまでの一連の手順を学びました。

最初は機器の扱い方が全くわからなかったのですが、2~3回と回数を重ねることで慣れていきました。

上の写真が観測した電波の波形ですが、面白いことに右の3つの大きな波形がそれぞれ大手携帯キャリア3社の電波です!

また、計測の合間に電波望遠鏡「SWIFT」の見学をさせていただきました!

1枚目の写真を見て頂くとうっすら細い線が見えると思います。この線が何本も均等に並ぶことでアンテナのお皿の役割を果たしています!

2枚目を見たらわかりますが太陽から反射した光がアーチとなって見えていますよね?

この反射した光を観測しています。


また、今回せっかくの機会だったので名古屋大学の研究室にもお邪魔させて頂きました!

お邪魔した研究室はQG研(重力・素粒子的宇宙論研究室)です。

QG研究室では、一般相対論を中心とした重力理論を用いて、初期宇宙のインフレーションや現在の宇宙の加速膨張などの宇宙論的問題やブラックホールなどの強重力下での現象を解明理解することを研究しています。

お互いの研究の話やメンバーの話、名古屋のご当地の話など様々な話をしました。

急遽な訪問となりましたが親切にして頂きとても楽しかったです。(楽しすぎて写真を撮ることを忘れていました…すみません…)


今回計測の携ってくださった名古屋大学の宇宙地球環境研究所の皆様、国立天文台の関係者の方々、また、名古屋大学QG研の方々


本当にありがとうございました ‼

また、ここまで読んでくださった方もありがとうございます。


それではみなさん、またの機会に…


M1 八谷

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