New Perspectives on Galactic Magnetism への参加 & Radboud大学への訪問
皆さんこんにちは。今回はD3の宮下がタイトルにある銀河磁場に関する研究会に1週間参加してきたことと、ラドバウド大学に1週間訪問してきたことを報告したいと思います。
この銀河磁場の研究会はイギリスのニューキャッスルというところで行われました。ニューキャッスルは6月ですが気温は10度前後でかなり寒かったです。。。
写真は会場のニューキャッスル大学の写真です。
会議のプログラムは以下のリンクから確認できます。
内容は大規模構造に付随する磁場から銀河間磁場、銀河の磁場、星間空間に付随する磁場など様々なスケールでの磁場にfocusした研究会でした。一般的には様々な波長帯でターゲット天体を観測し、その偏光の情報から磁場を測ることができます。今回は将来の電波望遠鏡SKAを意識した会議でしたので、電波での観測に限定していましたが、電波の中でも観測する波長帯(mm, cm, m)で観れる磁場の距離スケール、エネルギースケールが異なります。個人的には重力レンズ効果を磁場研究にした話が興味深かったですね。
また、自分はポスター発表を申し込んでいたので、coffee breakの時間を使って何人かに自分の研究について紹介しました。やっぱりまだアウトプットの練習が足りないと痛感しました。。。でも自分の研究を面白いと言ってくれるのは素直に嬉しかったですね。
水曜日(6/12)には懇親会があり、みんなでトルコ料理のレストランに行ってきました(すみません、写真を撮るのを忘れてしまいました)。磁場に限定した会議でしたので知り合いも多く、非常に楽しい食事会でした。
以下は最終日に撮った集合写真です。
土曜日(6/15)はオランダへのフライトが夕方だったので、ニューキャッスル周辺を観光しました。15分歩いたところにニューキャッスル城(Newcastle castle)があったので行ってきました。
城の展望台からタインブリッジが見ることができます。
下の写真はイギリスにある日本食レストランらしいです笑。わがままとは面白いワードチョイスですね笑
そして、6/17(月)から5日間オランダのネイメーヘンというところにあるRadboud大学に滞在してきました。
オランダは気温20度前後と大変過ごしやすい気候でした。
滞在中は、主にLOFARと呼ばれる低周波電波望遠鏡のサーベイデータの解析をRadoboud大学ポスドクの出口さんと協力して行いました。また、6/19(水)に、同じくRadboud大学に滞在していた同期の学生Alecのコロキウムに参加し、その翌日には受け入れ先のMarijkeさんのグループミーティングで自分の研究紹介を20分程させていただきました。この研究室のグループでは1対1のしっかりとした個人ミーティングが隔週であるみたいで少し驚きました。
また、どうしても一泊だけナイメーヘン周辺のホテルが満室で取れなかったので、隣町のアーネムという街でB&Bを利用しました。ホストのおじさま、おばさまとても親切で朝食までご馳走になっちゃいました。ありがとうございました。
下の写真はナイメーヘンの街中の写真です。ナイメーヘンはかなり歴史と伝統のある街みたいですがかなりおしゃれでモダンな建物も多かった気がします。