「超巨大ブラックホール研究推進連絡会」第6回ワークショップ in 京都大学
ブログをご覧の皆様、こんにちは。4月よりM1になりました喜久永です!
今回報告しますのは、5月29日、30日の2日間に渡り京都大学で開催された
「超巨大ブラックホール研究推進連絡会」第6回ワークショップ
についてです。
都合の合う人がおらず、高橋先生は上海に行ってましたので、僕1人で参加してきました。
まだ人に見せられるような結果はないので、発表はせず勉強と研究会の雰囲気を感じるための参加です。
前日の28日から移動しましたので、少しばかり大阪を観光。あいにくの雨ですが、人生初の大阪城です。
シャチホコが輝いてますね。
大阪城を見たあとに京都へ移動して、会場の下見(受験生みたいですね)をしてきました。
京都大学の時計台です。カッコイイ
やはり旧帝大は設備が充実していますね。広いキャンパス、学部ごとの図書館、
大型書店並みの品揃えの生協書籍部。どれも熊大では物足りない部分なので、
こういった環境でキャンパスライフが送れるのは非常に羨ましいです。熊大にも予算が下りないかなぁ。
晩御飯は現地の友人と一緒に大学付近のラーメン屋「たく味」に行きました。
広がるチャーシューが砂漠に咲く一輪の花のようですね。ウソです。
博多以外の豚骨(しかも細麺じゃない!)は久々でしたが、中々美味しかったです。リピートしたい。
翌日の29日から研究会の始まりです。会場の様子。
会場には全国から80名近くの人が集まっていました。
発表者にはM1も数名おり、人に発表できるような成果がない自分の現状に少し焦りを覚えました…。
こうした機会があったときに、早く自分の研究の話ができるようになりたいと強く感じました。
肝心の講演の方はというと、ほぼ100%理解できなかったです。
観測・理論など分野を問わず、僕の前提知識のない話ばかりでした。
また、高橋研パルサーグループのメインテーマであるパルサータイミングアレイについて
大きく取り上げられることもありませんでした。
学部の間は天文学にあまり触れてこなかったので、関連する本を読み漁らなくてはならないと実感しました。
1日目の講演の後には、懇親会に参加しました。
完全に1人で乗り込んだので不安だったのですが、TV会議システムを利用した連携授業を
一緒に受けている愛媛大学の方や、ツイッターなどで以前から交流があった方と話をすることが出来ました。
夏の学校(主にM1が集まる若手の研究会です)の前に他大学の方と交流できたのは非常に嬉しかったです。
また、彼らの研究を直接聞くことができて非常に良い刺激になりました。2日目を終えた後に、
また夏の学校で会おうと約束を交わしました。
結果的に、力不足を感じるばかりだった2日間でしたが、課題が多く見え良い経験ができたように感じます。
また、来年もこの研究会は開催されるようですので、次はこそはパルサータイミングアレイに関する
発表をしなくてはと決意しました。
より一層、日々の研究に力を入れていきたいと思います。
喜久永