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熊本大学講演会「宇宙はなぜ加速するのか?」


明けましておめでとうございます。4年生の喜久永です!

このブログに直接投稿するのは初めてです。(今までは金氏さんに投稿をお願いしていました。)

私たち高橋研の4年生は3人とも大学院へ進学しますので、これからも何度か投稿させていただく機会があると思います。

今後ともよろしくお願いします。

さて、今回報告させていただくのは、1月13日(日)に熊本大学で開かれた講演会「宇宙はなぜ加速するのか?」についてです。

なんと、数々のメディアでご活躍されている村山斉先生が、熊本大学にお越しになって講演されました。私たちの指導教官である高橋先生も講演されました。中学生・高校生から年配の方まで多くの方に来ていただいて、お陰様で大盛況となりました。ご来場された方、お忙しい中本当にありがとうございました。

村山先生は「宇宙に終わりはあるのか」というタイトルで講演されました。現在宇宙についてわかっていること、わかっていないことを噛み砕いて懇切丁寧に説明されていました。

時折小ネタも挟んできます。(宇宙の謎に物理学者が立ち向かう図)

宇宙の歴史やダークマター・ダークエネルギーの話は非常に興味をそそられた方も多かったのではないでしょうか? 途中、笑いが起こることが何度もあり、村山先生が物理のプロであり話術のプロでもあることを実感しました。普段クールな高橋先生も笑みをこぼしていたのが印象に残っています。

高橋先生は「究極の電波望遠鏡SKA」というタイトルで、電波天文学に絡めて宇宙の初期の頃や宇宙生物学について講演されました。

近々完成すると言われている電波望遠鏡Square Kilometre Array(SKA)はどんな仕組みで、どんなものを観測できると考えられているのか、大きなロマンのある話題であったと思います。

少し難しい話だったのではないかと感じましたが、中学生・高校生からの質問も多く飛び交っていました。

特に、最後の質問で「日本もSKAのプロジェクトに参加したら感度の向上に大きく貢献できるのではないか」と質問した子(高校生だったと思います。違ったらごめんなさい)には理解度の高さと発想力に非常に驚きました。

少なくとも高橋研の4年生よりはずっと賢いです(笑)

また、会場の後ろでアンドロメダファイトの展示も行いました。

ホワイトボードは口ノ町くん渾身の作です。

多くの方に興味を持っていただいて嬉しい限りです。ルール等について詳しく説明する時間が取れなかったのは残念ですが、またこうした機会があれば展示など行っていきたいと思います。

私たち4年生とM2の先輩方は来月の卒論・修論発表へ向けて準備を進めています。

大勢の先生相手に発表することを想像すると、緊張感が増すばかりです…。

ここが正念場ですので、体調だけは崩さないように頑張っていきたいと思います。皆さんもインフルエンザ等にはどうかお気をつけてください。

喜久永智之介


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