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熊本大学宇宙理論研究室
(Cosmic Magnetism)
宇宙磁場
グループ
磁場は惑星や恒星、銀河、さらにはもっと大きいスケールである銀河団など宇宙の様々な天体に存在しています。
これらの磁場は様々な天体現象と密接に関わっているため、
天体の進化の歴史を紐解く重要な手掛かりの一つであると言われています。
その宇宙磁場の情報を掴むために、様々な磁場の観測が行われています。
一般的な方法としては、天体からやってくる光の偏光を利用し、
その偏光の回転量から視線上に存在する磁場の量を推定しています。
私たち宇宙磁場グループでは、その手法をさらに発展させた
ファラデートモグラフィーと呼ばれる方法の開発を行っています。
これは、天体の構造理解において重要である奥行き方向の磁場の分布(ファラデースペクトル)を
観測される偏光から構築する手法です。
具体的にはファラデースペクトル構築のためのシミュレーションやプログラム開発を行っており、
将来の超大型電波望遠鏡SKAにおけるデータ解析での実装を目指しています。
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